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Foreign eXchange

外為投資の比較

外為投資の比較では、外為投資において通常取引されている代表的な投資商品である「外貨預金」「外貨MMF」「FX(外国為替証拠金取引)」についてそれぞれの違いや特徴を分かりやすく比較していきます。

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外貨投資の種類

外貨投資としてほぼ純粋に外国通貨に投資をする方法は主に「外貨預金」「外貨MMF」「外国為替証拠金取引(FX)」の3つがあります。これらは為替そのものに対する投資となります。

外貨性の投資となるとさらに幅が広がって「外国株式」「外国債券(外債)」「外国株・外債などへの投資信託」「外国不動産投資信託」などもあります。

外貨そのものへの投資
・・・基本的に価値の変動は「為替レートによる変動」による。

外貨投資(通貨以外への投資)
・・・価値の変動が「為替レート」+「投資対象の価値」の二つになる。

このような違いがあります。外国株式や外国債券への投資についてはまた様々なリスク要因がありますので、ここでの説明は除外したいと思います。

 

外貨預金、外貨MMF、FXのそれぞれの特徴・違いを比較

外為投資をするには、いったいどのような手段があるのでしょうか?一般の個人投資家が参加可能な外為投資としては「外貨預金」「外貨MMF」「FX(外国為替証拠金取引)」が挙げられます。まずは、それぞれの特徴を見ていきましょう。

 
為替レート 一部のネットバンクを除き、原則として1日に一回しかレート変更はない。 ネット証券ではほぼリアルタイムにレートが更新されるが対面型の証券会社の場合は1時間に1度程度。 リアルタイムに為替レートが更新される。
為替交換手数料 50銭~1円程度 25銭~50銭程度 0.5銭~3銭程度
金利※ 0.010% 0.138% 0.143%
1万ドルの投資に必要な資金
(1ドル=100円とする)
100万円 100万円 1万円~
取引可能な通貨数 3~8通貨程度 3~8通貨程度 最大100通貨以上
レバレッジ 最大1倍 最大1倍 最大20倍程度
取引可能時間 一部のネットバンクを除き、営業時間(午前9時~午後3時 一部のネット証券を除き、営業時間(午前9時~午後3時) ほぼ24時間
取引会社が破綻した場合 ペイオフの対象外のため、保護の対象外。 分別管理されているため、全額が保護される。 信託保全・分別管理を行っている場合が保護される。取引所取引の場合も同様に保護される。
金利に対する税金 源泉分離20%
源泉分離課税とは
源泉分離20% 申告分離20%
申告分離課税とは
為替差益に対する税金 総合課税15~50%
総合課税とは
非課税
(一部例外あり、2015年以降課税対象へと変更。)
申告分離20%

※金利は「外貨預金(三菱東京UFJ銀行の外貨普通預金の金利)」「外貨MMF(ノムラ外貨MMF)の分配金」「FX(くりっく365におけるスワップポイント」で計算しています。すべて米ドルに対するもので、09年10月23日現在のものとなっています。

こうやって比較すると、外貨預金は論外で、外貨MMFと外国為替証拠金取引(FX)にそれぞれメリットがある感じです。

 

取引コストでの比較

手数料面でいえばFXが圧倒的にすぐれており、外貨MMFの1/50程度、外貨預金と比較すれば1/100ほどの取引コストです。特にFX業界では業者間の手数料競争が進み、ほとんど取引コストはゼロに近づいています。

取引コスト(為替手数料)はダイレクトに外貨投資に影響を与えます。
当然ですが、手数料が安いほど、より有利な運用をすることが可能です。外貨預金に至っては、FXの100倍ほどの手数料がかかるわけで、それだけ利益を出すのにも為替レートの変動が必要だということになります。

 

取引可能時間での比較

取引時間が長いと不安と思う人もいますが、外国為替レートは現実に24時間動いているのです。
外貨預金のように、銀行の窓口があいている時間しか取引できないような場合、営業時間外に、何らかの事情で為替レートが大きく動いた場合でも、翌日の窓口オープンの時間まで「何もできない」ということに他なりません。

一方のFXでは、ほぼ24時間市場が開いている時間は取引が可能なのです。ですから、相場が急変したような場合でもすぐに手を打つことができるのです。

 

税制面での比較

税制面では、外貨MMFが一番すぐれています。
なんといっても、為替差益が非課税というのは、魅力です。ただし、税制改正によって2015年以降は課税対象(20%)の予定となっています。

次いで、FXの場合は為替差益に対して20%の税金がかかります。ただし、FXの場合、他の先物取引の所得との間で損益通算をすることが認められていますので、日経先物取引やオプション取引をしてる方は魅力的です。
税制面でも2011年までFXは雑所得として総合課税の対象でしたが、2012年1月からは一律20%の申告分離課税となり、非常に税制面でもメリットが強くなりました。

外貨預金の場合は、為替差益は雑所得として総合課税の対象です。税率は給与所得等の金額に応じて15~50%となっています。

 

純粋な外貨投資という点では「FX(外国為替証拠金取引が)」が一番

以上の点から純粋に外貨への投資をしたいというケースでは基本的にFXが一番お勧めです。次点は外貨MMFとなります。外貨MMFは外国株式などとの連動機能もあるので、そうした外国株の投資も含む外貨投資をしたいというなら外貨MMFの方がお勧めです。そういう方には「外貨MMF投資ガイド」がお勧めです。

FXの特徴である高いレバレッジはリスクではないのか?

こうやって書くと、でもFXはリスクがたかいでしょ?という主張をされる方がいます。
FXはレバレッジによって資金の何倍も何十倍もの取引ができるのだから、損失も何倍、何十倍にもなるという話です。

たしかに、FX取引でレバレッジ取引を行えばそうなります。しかし、レバレッジの表のところにも書いていますが、レバレッジはあくまでも最高20倍と書いている通り、レバレッジを効かせるか効かせないかは投資家、個々の判断によるものなのです。

たとえば、FXで100万円を預けたとします。このとき、FXなら2000万円までは外貨を買うことができます。しかしながら、これはあくまでも「買うことができる」というだけで、投資する金額は10万円でも、50万円でも、100万円でもいいわけです。
ですから、レバレッジを1倍以下にするような取引をしていれば、為替リスクは外貨預金と変わらないのです。
(むしろ、外貨預金とくらべてFXは取引手数料が安いのでよっぽどリスクは小さくなる)

 

それでは、より具体的にFX取引について説明してきたいと思います。FXというと大変複雑で分かりにくい投資というイメージもお持ちかもしれませんが、使われている言葉に横文字が多いだけで一度理解してしまえばさほど難しいものではありません。当サイトでは投資初心者の方でもわかるようにFXを徹底解剖していきます。

それでは進みましょう「投資初心者でもわかる。FX取引のしくみ」をご覧ください。

 

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