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為替相場急変時はスプレッドに注意!

FX取引をしていると、ニュースや統計情報の発表などで為替レートが大きく動くことがあります。そんなとき「チャンス」と思って売買すると大損をしてしまうようなケースもあります。理由は「スプレッド」です。相場急変時にはFX取引業者のスプレッドが拡大しやすいため取引コストが大幅に上昇するのです。

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FX取引業者のスプレッドは「原則」である点に注意

FX取引におけるコストの一つが「スプレッド」です。
要するに、為替レートの買いレートと売りレートの差なわけです。

1ドル90円10銭が買いレート、1ドル90円00銭が売りレートという場合、10銭がスプレッドコストになるわけです。

さて、各FX取引業者のスプレッドを見てみると、2013年2月現在下記のように書かれています。

外為オンライン
1銭(原則固定)

DMM.com証券 FX
0.3銭(原則固定。配信率99.76%)

マネーパートナーズ
0.5銭(原則固定)

いずれのケースも「原則」と書かれています。また、DMM.com証券の場合は配信率という言葉も使われていますね。

スプレッドというのは、原則固定とあるように平常時はほぼ固定されています。しかしながら、相場が急激に変動するような場合はこの固定化されたスプレッドを維持するのは困難となります。

これらのFX取引業者は実際に為替を取次してくれるカバー先金融機関が提示している為替レートをもとに設定しています。相場が急変するときはカバー先金融機関がFX取引業者に対して提示する為替レートのスプレッドも大きく開いてしまいます。

そのため、FX業者も顧客に対してこのような狭いスプレッドを提供できなくなるのです。

 

スプレッドが広がるとどんな問題があるの?

スプレッドが拡大すると、投資家にとってはコスト高という負担がでてきます。
最近では2013年2月26日の早朝にイタリアの総選挙でねじれ国会となることが確実となったことでユーロや米ドルが大きく売られる事態となりました。

ドル相場でもたった数時間で3円以上も為替が動いたのです。
このとき、相場が急変したため、スプレッドも大きくうごきました。普段は1銭程度のFX業者のスプレッドがその日は20銭程度にまで拡大したケースもあったようです。

仮に10枚のドル円を売買した場合、スプレッドが1銭のケースの手数料は1000円ですが、スプレッドが20銭にまで拡大したらコストは2万円にまで跳ね上がってしまいます。

もちろん、それだけ相場がうごいているわけですから、売買のチャンスではあるものの、スプレッドが急拡大しているときはそれだけ「取引コスト(手数料)が増大している」ということを理解しておく必要があります。

 

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