1. 建玉と外貨現金は別
通常のFXは、証拠金を預けて建玉を持ち、決済で損益を確定する取引です。米ドルを買ったという表示だけで、米ドル現金を銀行へ送れるとは判断しません。
外貨を実際に受け取る場合は、現受/受渡を扱う商品か、対応通貨・数量・全額資金・申込時間と受取口座を調べます。FX口座で外貨を受け取れることと、MMFをそのまま購入できることも別です。
2. 短期の往復と外貨受取りで比較範囲を変える
売買が目的なら、数量別のスプレッド条件、手数料、約定価格差、受払スワップを見ます。外貨受取りが目的なら受渡/出金、銀行受取、資金移動中の時間と費用も含めます。
『取引手数料無料』は費用全体の無料ではありません。実約定損益へ既に価格差が含まれる場合は、スプレッドをもう一度引かず、総コストと取引履歴を照合します。
3. 実効倍率1倍でも預金にはならない
仮定で取引額150万円/計算対象資金150万円なら実効倍率は1倍です。しかし、契約上の必要証拠金、ロスカット、注文の成立、システムや流動性のリスクは残ります。預金と同一の安全性、外貨元本保証を意味しません。
スワップは銀行の固定預金利息ではなく、金額・受払いが変化します。受取額だけで利回りを判断せず、為替差損と費用を含めた口座全体を見ます。
4. 比較と税務の次の確認
対象FXの損益は『先物取引に係る雑所得等』の条件を確認します。株式/外貨MMFの損益と自由に通算できるものではありません。詳しくはFXの税務へ。
外貨受渡のチェックで必要経路を整理し、売買条件なら業者比較の索引へ進みます。登録確認や低い広告値だけで全員に適した商品とは判断しません。