価格差・未約定・部分約定は別の事象
- スリッページ:注文時に見た、または指定した価格と成立価格の差
- 未約定:条件や市場状況により注文が成立しないこと
- 部分約定:注文数量の一部だけが成立すること
- 遅延:送信・受付・成立通知などに時間がかかること
すべての会社・注文方式に同じ事象が発生するとは限りません。価格の許容値幅を狭めると、望む価格差を避けられても注文が成立しない場合があります。実際の扱いは商品の取引ルールで確認してください。
注文名だけで約定価格を保証しない
成行、ストリーミング、指値、逆指値では、価格を指定する意味や注文受付・成立の条件が異なります。指値だから必ず成立する、逆指値だから指定価格で損失を止められる、とは限りません。
GMOクリック証券のFXネオの取引ルールも、注文タイプと許容スリッページ機能を説明しています。東京金融取引所の「くりっく365ラージ」の説明には、ストリーミング注文の許容値幅や提示数量による未約定・部分約定の注記があります。通常のくりっく365を含め、実際に使う商品・注文に対応する条件を個別に読んでください。取引所FXでも不測の事態には取引できない可能性があり、商品名から全場面の保証を推測しないようにします。
約定率の数字には測定条件が必要
実績を比較するなら、対象期間、通貨ペア、数量、注文方法、許容値幅、対象とする相場状況と分母を確認します。別会社の違う条件で測った割合を並べて、優劣を断定しません。
自分の履歴を見るときも、送信時刻、受付・成立時刻、見た価格、成立価格、注文数量と結果を同じ様式で残します。少数の注文や特定の時間帯の体験だけで、常に滑らない会社と結論付けないようにします。
障害時に取引を続ける方法も確認
- メンテナンス・価格提示停止・注文停止の条件
- 既存注文と未約定注文の確認・取消方法
- 通信切断時の重複注文を避ける確認手順
- 障害告知、問い合わせと緊急時の公式窓口
逆指値やロスカットでも損失上限を保証できないことがあります。注文方法の目次と、利用する商品固有のルールを先に読んでください。
確認した公式情報と関連ガイド
- GMOクリック証券:FXネオ注文別取引ルール(出典URL:https://www.click-sec.com/corp/guide/fxneo/rule/)
- 東京金融取引所:くりっく365・ラージの価格提供と注文条件の注記
- 金融庁:流動性・システム・ロスカットのリスク(2020年2月21日更新、2026年10月3日確認)
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