1. 完了した取引を、新築の契約と分ける

National Association of REALTORS®(NAR)のExisting-Home Salesは、中古一戸建て、コンドミニアム、コープを含む完了した取引の販売量・価格を扱います。

新築販売の契約・手付金段階と、そのまま同じ条件で比べません。最新の標本規模や市場比率はここでは掲載せず、各公式資料の定義と注記へ戻って確認します。

2. 年率は、その年の確定合計ではない

NARの年率は、その月のペースが12か月続いた場合に相当する表示です。季節調整済み年率、未調整月次、年間合計を区別します。仮定の年率480万戸を12で割った40万戸は月次相当で、未調整の実際の当月戸数ではありません。

対象月と公表日、前月比・前年同月比の期間をそろえ、過去月や季節調整の改訂も確認します。年率を未来の確定販売数とは読みません。

3. 価格中央値と平均、販売量を分ける

価格中央値は並べた価格の中央で、平均とは別です。NARの方法説明では販売価格は季節調整しないとされています。年率の販売量と同じ調整条件だと扱わないようにします。

仮定で5戸の価格が30・31・32・33・100万ドルなら、中央値は32万ドル、平均は45.2万ドルです。平均が中央値より高くても、すべての住宅が45.2万ドルになったわけではありません。地域・住宅の組合せが異なる比較にも注意します。

4. 注目度の順位より、比較条件を先に確認する

  1. 発表主体、対象住宅、地域、対象月を確認する
  2. 完了した取引か、契約かを分ける
  3. 戸数の年率・未調整値と、価格を別に読む
  4. 公表日、改訂、最新の公式予定を残す

新築より常に注目度が高いという順位や、販売増ならドル高という規則は置きません。統計の理解と、予想との差、FXの損益は別です。

5. 比較する条件と、前回値を記録する

「取引完了/一戸建て・コンドミニアム・コープ/地域/対象月/戸数の調整・年率/価格中央値/版」を一行に残します。中央値の上昇を、同じ家一軒の値上がり率やFXの利益率に読み替えません。新築の契約数を並べる際も、計上段階の違いを欄として残します。

確認した公式情報と関連ガイド

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