1. 対象人口と、消費の価格を見る指数

CPI-Uは都市部の全消費者、CPI-Wは都市部の賃金労働者・事務職等を対象とする系列です。C-CPI-UはCPI-Uの対象人口を使う連鎖指数で、同じ名前の別の略記ではありません。対象人口・地域・系列名を確認します。

CPIは消費用の財・サービスを扱い、株式・債券などの投資価格をそのまま含む指数ではありません。家計の支出割合に基づく重みがあるため、すべての品目の単純平均や、すべての家庭の実感と一致する物価ではありません。

2. 総合と、食品・エネルギーを除く系列を両方読む

総合は対象品目全体、よくコアと呼ばれるall items less food and energyは食品・エネルギーを除く系列です。価格変動が大きい品目の影響を分けて見るための系列で、家計が食品やエネルギーを買わないという意味ではありません。

コアだけが常に正しい、総合だけで十分と固定しません。どの品目・地域・対象人口の指数なのか、重みと季節調整の有無を読んで比較します。

3. 指数ポイントと変化率、比較期間を分ける

同じ系列・基準の仮定で前年同月の指数200が206になれば、差は6ポイント、前年比は(206÷200−1)×100=3%です。6%の物価上昇ではありません。

別の仮定で前月206から当月207.03へ変われば前月比は0.5%。前年比を知るには前年同月の指数が別に必要です。調整済み前月比と未調整前年比を同じ系列の連続差として混ぜません。これらは現在のBLS発表値ではありません。

4. 系列ごとの改訂・訂正と公表日を確認する

BLSのFAQは、CPI-U/CPI-Wの通常の公表と誤りの訂正、初報から改訂されるC-CPI-Uを分けて説明しています。季節調整系列の扱いも別に確認し、『すべて確報で今後一切変わらない』としません。

発表予定はBLSの公式カレンダーで確認します。市場予想との差や別の統計、政策説明を読み、CPIが高ければ必ずドル高という一つの規則にはしません。生産者のPPIとは視点・対象が異なり、機械的に置き換えないでください。

5. 数字を比較する前に、条件を一行で残す

「CPI-U・CPI-W・C-CPI-U/地域/総合・除外系列/対象月/季節調整/指数・前月比・前年比/公表日と版」を記録します。日本CPIと比べる際は『コア』の呼び名だけでなく、除外する品目を書き出します。自分の生活費を点検する場合も、指数全体と自分が買う品目を分けます。

確認した公式情報と関連ガイド

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