1. 発表機関と、新規・継続の系列を確認する
米労働省の公式一覧によると、週次のUnemployment Insurance Weekly Claims ReportはEmployment and Training Administration(ETA)のOffice of Unemployment Insuranceが公表します。BLSの月次雇用統計と同じ資料ではありません。
初回の申請を扱う新規申請と、給付を求めてその後の週に申請する継続の系列を分けて読みます。申請したことと、受給が認められて支払われたことも別です。制度の範囲や対象週は、その回の公式資料で確認します。
2. 申請件数を、すべての失業者数にしない
米労働省の用語説明は保険制度の申請を対象としており、受給条件や判定もあります。保険に申請しない人まで含む全失業者数や、人口に対する割合へそのまま置き換えないでください。
週ごとの件数を足して、同じ人を重複なく数えた失業者数と扱わないようにします。新規と継続、人数と件数、対象週がそろっているかを確認します。州ごとの申請手続きや法的な受給判断をこの記事で案内するものではありません。
3. 対象週、季節調整と改訂を残す
発表日とデータの対象週は別です。季節調整済みか未調整か、前回値が改訂されたか、どの系列かを確認します。継続と新規の対象週も公式資料で照合し、同じ週だと決めつけません。
単純な計算例で4週の件数が20万、22万、21万、23万なら平均は21.5万です。これは現在の発表値ではありません。平均は一週の変化をならす計算で、申請者の重複を除いた人数や、将来の雇用予測を作るものではありません。
| 対象 | 仮定の件数 |
|---|---|
| 一週目 | 200,000 |
| 二週目 | 220,000 |
| 三週目 | 210,000 |
| 四週目 | 230,000 |
| 四週平均 | 215,000 |
4. 件数の増減から、ドル売買を自動で決めない
件数が増えれば必ずドル安、減れば必ずドル高とは判断しません。予想との差、改訂、他の発表、相手通貨や需給など条件が異なります。発表予定と日本時間への換算は、公式の予定で確認します。
ADP指標やBLS雇用統計と比較するときは、制度の申請と民間雇用・調査統計の対象を分けてください。発表直後に必ず取引する前提は置きません。
5. 比較する条件と、前回値を記録する
「新規・継続/対象週/調整の有無/初報・改訂後/一週の値・平均/公表日」を並べます。同じ人が複数週に申請し得るため、週次の値を足した合計を重複のない人数とは呼びません。前週差を計算する際も、その回で更新された前週値と以前の初報を別に保存すると混同を防げます。
確認した公式情報と関連ガイド
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