1. 許可を要する地域の、住宅の住戸を数える
米国センサス局のBuilding Permits Surveyは、建築・用途地域の許可によって建設を認められた住宅を扱います。すべての地域で建築許可が必要なわけではありません。
集合住宅の各住戸も1戸ずつ数えます。仮定で30戸の建物が許可された場合、住宅単位の30戸と許可書の枚数を混同しません。地域や対象範囲をそろえず着工統計から差し引くのも避けます。
2. 許可が出たことと、着工したことは別
許可済み未着工、着工、建設中、完成は別の段階です。許可が出たから、同じ月に着工したと読むことはできません。
今月の許可総数と今月の着工総数は、同じ住宅を追った一組の数とは限りません。差をそのまま『取り消された住宅数』と扱わず、住宅着工の定義と資料の範囲を確認します。
3. 年率と未調整値、推計と報告値を確認する
SAARは季節調整した月次値の12倍であり、将来の年間戸数の予測ではありません。仮定で年率144万戸なら月次相当は12万戸ですが、未調整の当月実数とは別です。
公式の定義には、欠測を補った推計値と、補完を含まない報告値の区別もあります。系列名、単位、地域、季節調整の有無を残し、異なる表の値を同じ条件として比較しません。
4. 許可から相場の方向を決めない
- 対象月と公表日を分ける
- 総数・住宅種類・地域・単位をそろえる
- 調整と推計、改訂を確認する
- 着工や販売と比べるときは定義の差を残す
発表時刻は最新の公式予定で確認します。許可の増加だけから景気拡大やドル高を確定せず、予想との差を見た場合もFXの利益とは別に考えてください。
5. 比較する条件と、前回値を記録する
「許可を要する対象地域/住戸数/住宅の種類/対象月/欠測補完を含む推計か報告値か/調整・年率/版」を残します。許可件数と着工件数の差を見つけても、取取消しや未着工の実数だと推測せず、その量を直接扱う公式系列があるか確認してください。
確認した公式情報と関連ガイド
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