1. 買値から売値への往復で、費用の単位を確認する
仮定でUSD/JPYの買値150.001円/USD、売値149.999円/USDなら、その差は0.002円/USD=0.2銭/USDです。同じ価格状態で10,000USDを買ってすぐ売ると、(149.999−150.001)×10,000=−20円になります。これは特定商品の現在のスプレッドではありません。
この往復例に同じスプレッドをもう一回加えると二重計上になります。一方、別の取引手数料や約定差があれば別に加えます。どの数値が売値・買値の差で、どの数値が片道手数料なのかを分けてください。
2. 回数を増やす前に、費用後の結果を見る
同じ仮定の往復費用20円で100往復なら2,000円です。実際のスプレッドや約定は変わるため、固定値だけの試算を実績の費用とはしません。
別の仮定で20取引の値動きによる結果が、10回×+30円と10回×−30円なら差引0円。各取引の往復費用が20円なら費用後は−400円です。勝率50%だけでは利益の有無を判断できず、利益・損失の額と費用が必要です。この例に税金・スワップ・別手数料は含めていません。
3. 表示スプレッドだけで取引結果を決めない
取引可能な時間、スプレッドの適用条件、注文方式、約定時の価格差、発表や相場急変時の取扱いを確認します。表示が狭いことだけで希望価格で売買できるとは限りません。保有が付与判定をまたぐ場合はスワップも確認します。
外貨預金や外貨MMFは外貨保有・利用などの目的と機能が異なり、一律に短期FXの下位商品としません。比較する目的、数量、取引回数、交換から出金までの費用をそろえます。
4. 検証と実取引を分け、生活資金を使わない
検証では、価格の時刻と売値・買値、数量、費用、実際の注文条件を残します。過去の好成績、デモの約定、手数料を除いた試算が将来の利益を保証するわけではありません。
最大損失の試算、連続損失、取引に使う時間、資金管理も確認します。総費用の比較、約定条件、ロスカットの限界へ。必ず短期売買を行う必要はありません。
費用後の検証記録には、期間と取引件数、各取引の数量、新規・決済の実約定価格、受払スワップ、別手数料を残します。実約定価格の差で出した損益に、含まれているスプレッドを再び引かないようにします。途中で条件を変えた期間は分け、費用を含めた損失例も残してください。
確認した公式情報と関連ガイド
活用・戦略ガイドの索引 / FXのリスク / 総費用の比較 / 約定条件の比較 / 商品ガイド